依存的な自分から抜け出したいのに、変わりたくない自分が出てくるのはなぜ??


■変わりたい思いにブレーキがかかるのはチャイルドの抵抗?


 

カウンセリングを継続していただいてるクライアントさんから

 

「最初は変わる前の自分に戻りたいと思ってしまった自分もいるけど、今はそこまで思わない。でも依存関係に居心地が良いと感じてしまう自分も時々いて、これ以上進みたくない気持ちが出てくるときもある‥依存しない人生にも不安を感じているのかも‥」

         

このようなお話をいただきました(*^^*)

 

 

これは依存を克服する過程、

自分と向き合う前でも起こる状態ですので

 

 

他のクライアントさんにも、

当てはまることがあるのかなと思いました。

 

 

なんか分かるなぁ〜と、

私もその感覚は覚えています。

 

 

今は戻りたいとは思わないですが、

依存関係ならではの「刺激」

密着する関係の中の「安心感」

苦しい自分に酔ってる「高揚感」

     

         

その中に自分が生きてる実感を持てたり、依存関係の中が自分の居場所だったんですよね

 

 

自律している人間は仲間じゃないような、

依存できない人間関係の中に、自分の居場所は無いと思い込んでた気がします。

 

 

だから無意識ながらも、

自分の居場所を求めて、

自分が依存状態になれる男性を嗅ぎ分けてたのかもしれないですね。

 

        

苦しいはずなのに、

苦しいながらも依存できる関係に

変な安心感もあって・・

 

 

でもカウンセリングを進めて

徐々に依存が剥がれていくと

 

 

どっぷり依存している時こそ

なかなか気づけないのですが

 

     

依存が抜けてきた自分だからこそ見えてしまう自分もいて

 

 

薄々気づいてたことが、

はっきりと見えてきてしまいます

 

      

「あぁ、私は好きで依存してたんだな」

「そこが私の居場所だったんだな」

 

 

なんだか離れがたいなって

 

     

故郷を離れることに、

名残惜しさを感じるような感覚ですね

 

     

でもそうなると、

依存しない私になったらどうなるんだろう?

新しい自分と私はやっていけるのだろうか?

 

     

新しい心の環境に対する

不安や恐れが湧いてきます。

 

     

すると元の自分に戻ろうとするかのように、

彼に喧嘩をふっかけて、

安定していた関係をぶち壊そうと仕向けたり

 

     

自分から相手に密着して、

依存関係に戻ろうとすることがあります

 

     

でも心の立場に立てば、

当然だと思うんですよね

     

    

思考で考える現在の自分にとっては、

その状態では生きづらいだろうから、

居場所を変えた方がいいんじゃない?

と思っても、

 

 

苦しい場所でも何とか生きてこれた自分からすれば、

住めば都じゃないですが、

そこが自分の安心する場所になっているのですから。

 

    

でもこうした不安が浮上するのも、

チャイルドの激しい抵抗運動からくるものなんです。

 

    

長いこと抑圧していた、

本当の感情がバレてしまうので

変わらなくて済む理由がほしいんです。

 

 

でも裏を返せば、

チャイルドが激しく抵抗するということは

大きな変化のチャンスってことですよね

 

 

変化しないことには、チャイルドは安心して抵抗しないはずですから。

 

 

なので変わりたいのに

変わりたくない自分が出てくるときは、チャイルドの抵抗運動だと捉えてください(^ ^)

 

 

そして自分の居場所については

 

 

恋愛依存状態だから、

他者や依存関係、苦しい環境の中に自分の居場所を見出してしまいがちですが

 

 

依存状態=他人軸から

健全な状態=自分軸に戻っていくと

 

 

自分の居場所は自分の中にあるんだと、

自分の中に居場所を見出せるようになります。

 

 

ただ。。

恋愛依存状態で感じられるような快感や刺激は無いかもしれないですが

 

     

健全な状態だからこそ感じることができる、

快感や刺激も存在します。

 

     

「普通の恋愛ではつまらない」「優しい男性だと物足りない」と感じる方には

 

 

特に人生に「刺激」が必要と感じるかもしれないですが

 

 

この刺激も苦しい関係や、苦しい環境の中から得ようとするから問題なんですよね。

 

 

苦しい関係や環境の中での刺激ではなく、

心地よい関係や環境の中にある刺激も見つけてみると、意外と溢れています。

 

 

こうして心地良いと感じる環境の中での刺激でも満足できる自分になったり

 

 

自分の中に、自分の居場所を見つけられるようになるには

     

 

苦しい場所に慣れてるインナーチャイルドに、

心地良い快適な場所でも安全なんだと

大人の自分が示していくことです。

 

 

それにはまずは、

苦しい場所は不快なんだと自覚すること

そして大人の自分が心地良いと感じる場所で生きる覚悟を決める事です。

 

 

他人に自分のことを決めてほしい、他人に自分の人生を示してほしい恋愛依存の方からすると、

自分のことを自分で決断するのは、とても勇気が要ることだと思います。

 

 

ですが今の自分が望む幸せが、自分の居場所を変えることで得られるものなら

勇気を出して踏み出してみてください(^ ^)

 

 

カウンセリングで最初の苦しい不安が抜けてきた方ほど、この壁にぶち当たる方も多く

今年に入ってこのスランプに入ってしまったクライアントさんも多数いらっしゃいますが

どの方も自分の意志で抜け出せることを信じて待っています( ^∀^)!

     

 

 

 


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