■恋愛以外でも見捨てられ不安は発動する?!
私のカウンセリングでは、恋愛依存症のカウンセリングとうたっておりますが…
恋愛以外のお話を聴くこともあります。
というのも、どのクライアントさんも、恋愛の問題が落ち着いていくと
自然と・・仕事、友人、結婚、転職、家族問題…などの別のテーマに悩みが変わっていくからなんですよね〜
ですが不思議なことに、オモテの悩みは変わっても、根本にある問題はつながっていることが多いので・・
やっぱり心の仕組みって面白いなぁ〜って、なんて思ってます(*^^*)
今の時期で言えば、コロナがらみのお話を伺う事があるのですが
どんなお悩みなのかと言うと・・
・コロナの影響で仕事が減って、自分の人生がこの先どうなるか分からない不安で毎日苦しくなる
・コロナの影響で遠距離の彼氏と何ヶ月も会えなくなって、今までそこまで感じなかった不安が急にわっと出てくるようになった
・買い占めはよくないと思っていても、備蓄なら問題ないだろうと、普段なら買わない食品や備品を買い物のたびに買ってきてしまう
・コロナ終息のために自分が国のために何か動かねばならない!と急かされる思いが出てきて、焦りや不安で気持ちが落ち着かない
などですが・・・
どのお悩みにも共通するのは、
「見捨てられ不安」による不安です。
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恋愛依存の人が感じる
見捨てられ不安というのは
通常で感じる不安ではなく、
生存の危機と繋がる不安や恐怖ですから
コロナで感じる不安と
共通するものがあると思うんですよね。
彼氏からコロナに変わっただけで、引っ張られる不安の感情は同じということです。
例えば買い占め行動を恋愛に置き換えたら
彼という存在を繋ぎとめておくと安心できるのと同じように、買い込んだ食品や備品を
家という自分の安全な場所に置いておくことで、安心したいのかもしれませんね。
買い込む物が多い人ほど、
それだけ安心を求めてるのだと思います。
でも結局買い込んでも安心が埋まらないから
買い占めが終わらないわけですよね。
これは恋愛依存症も同じで、
彼氏を繋ぎとめても、安心する言葉をもらっても、相手を変えたとしても
自分の中の不安は変わらないはずです。
その場しのぎにはなっても、
解決はしないですよね(^^;)
でもですね〜〜〜
今回のコロナの件で、
彼氏と会う頻度が減ってみたら
逆に・・ひとりの時間が過ごせる自分まで進歩していることに気づけました〜〜!!!
というご報告をいただくこともあったりで
恋愛依存の克服がちゃんと進んでいることを再確認できたという方や
離れていてもやっていける自分に気づけて、
「少し自信がつきました〜」とおっしゃる方もいらっしゃいました。
こうしたご報告から、私が恋愛依存症を克服してなかったらどうだったのかな〜?と、想像してみたのですが
恐らくこの社会で生きてく不安とか
たくさんの情報に振り回されて、
あーだこーだ文句を言って、いつも怒ってる人になってた気がします(゚o゚;;
(そー言えば、今じゃ穏やかに見られることが増えましたが・・昔は顔つきがホントに怒ってる人で、キツそうって言われることが多かったんですよね^^:)
依存の克服って緊急事態に対しても、
感じ方や捉え方が変わって本当に万能なんです。
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【記事執筆者:心理カウンセラー畠山ユキ子】
2011年から心理カウンセラーとして、4700件以上(2022年現在)のカウンセリングを実施
主に愛着障害、毒親、機能不全家族から生じる生きづらさ、心の傷や問題
親子問題や恋愛関係などの人間関係のご相談を現在も受けています。
過去にはマスメディア出演等の活動経験も有り。