■愛される存在である自信を取り戻すこと
恋愛や結婚に関するご相談には
「永遠の愛なんてこの世に存在しないんじゃないかと思っちゃうから、
相手も信じることができないんです。。」
こうした話題が結構出てくるのですが
具体的には
「すごく好きな人と付き合えたとしても、
いつか別れてしまうなら、最初から付き合えなくていいと思ってしまう…」
だから結婚に対しても
「好きで好きで結婚したとしても離婚したり、
何十年も一緒にいたのに、結果的に仮面夫婦になったりする人の話を聞くと
それなら最初から結婚せずに、一人の方がマシなんじゃないかと思ってしまう…」
でも、自分でも矛盾してると思うところは
本当は幸せな恋愛や結婚に憧れもあるし
誠実な人と付き合った時に
「一生幸せにするよ」とか「一途に君だけ愛するよ」と言われたこともあるけど
誠実な相手でさえ、やっぱり最初から信じないように気持ちを抑制してしまう自分がいると・・・
このようなお話です。
永遠の愛はあるのか・・・・
たしかに現実的に考えた時
あるかもしれないし、無いかもしれない
永遠の愛が絶対にあるとは言い切れないところはあるかもしれません。
ただそれは、あるか無いか分からないということが真実であって
信じるか信じないかは、
自分が判断していることなんですよね(^ ^;)
ですので、
ここで問題となってくるのは
自分は愛される存在であることを自分自身が信じることができない
自己評価の低さによって出てくる思いです。
やはり人がこの思いを抱えながら恋愛をするとしたら、恋人という近い存在だとしても
安心できるまでは、相手に対する防衛が働きやすいでしょうから、裏切られることを恐れてしまうと思います。
そうなれば、信頼関係の構築に繋がるようなコミュニケーションが取れなくなっていくでしょうし
相手の愛情を信じたくても、信じきれないって気持ちが出てくるのは自然な話だと思うんですよね。
ひと言でいえば "愛されなくなる恐れ"
恐れがあるからこそ、永遠の愛がある保証が欲しいし、永遠の愛を信じられるかどうかが重要なのかもしれません。。
この恐れは、
信じられない男性と付き合ってる時よりも
誠実な男性と出会った時、幸せな恋愛結婚に進めそうな時に自覚しやすい感情で
自覚された時というのは
「この人とは
別れたほうがいいんじゃないか?」
「相手に問題があるんじゃないか?」と
裏切るか、裏切らないか?というジャッジでしか相手を捉えられなくなることがあります。
それはもし裏切られた場合に備えた
傷つく衝撃を最小限におさえるための準備なのかもしれませんね。。
では、愛されない恐れを克服するには、どうしたらいいのか?
人から愛されないと不安でしょうがない自分と、しっかり向き合っていくことです。
なぜ向き合うことを進めるのかと言うと
自分の感情と真摯に向き合うという時間は、
自分に愛情を与えることと同じ意味を持つからです。
自分を愛せていくということは、
愛される存在であることを受け容れていくことにもなっていくので
本来は愛されるべき存在であることを信じることにもつながっていきます。
自分の中で愛される存在であることが分かってくると、愛されてるかどうかの不安は減るでしょうし
誰かに愛されることに依存せず
「自分は相手を愛しているのか?」
自分主体で恋愛が楽しめる余裕ができるので
相手の気持ちがどうかは、
そこまで気にならなくなります。
気にならない自分なら、不安を感じながら
なんでもないフリもしなくてもいいし
恋愛だけに限らず
人との付き合い自体が楽になると思います。
落ち着いた穏やかな恋愛や結婚をしたい人は、
恐れを感じる自分に寄り添うことから
はじめてみてはいかがでしょうか(^ ^)
ひとりで抱え込む前に、ご相談くださいね。
「依存的な恋愛や人付き合いになる自分」から
卒業した人へ」
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【記事執筆者:心理カウンセラー畠山ユキ子】
2011年から心理カウンセラーとして、4700件以上(2022年現在)のカウンセリングを実施。主に愛着問題、毒親、機能不全家族から生じる生きづらさ、心の傷や問題、親子問題や恋愛関係などの人間関係のご相談を現在も受けています。過去にはマスメディア出演等の活動経験も有り。>>相談できるカウンセラーの詳しいプロフィールはこちら